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松田優作2

「ブラックレイン」に出てくる「大阪」は 実際行ってみて見た風景やテレビなどで見るこの街とは全然イメージが違う。

あまりにも幻想的で妖しい。 この監督がよく使うスモークで演出する情景は素晴らしく独創的だ。

そして 同じぐらい素晴らしいのは映画の中の「大阪の音」だ。

多分、都会に住んでる人は気がつかないだろうが、俺のような田舎者が大阪のような都会に行って新鮮に聞こえてくる「音」・・暴走族の爆音、トラックのけたたましいクラクション、街でのざわめきなどなど、都会人には当たり前に聞こえてくる音を新鮮なものとして効果的に使っている。

あれだけ幻想的に大阪を写したり、都会の音を新鮮なものとして使える監督は、おそらく日本にはいないだろう。

Ph3_ph3_blackrain_01 そして、なにより サトウ役 松田優作のあまりにも迫力のある演技。

優作の演ずる「100%悪」のサトウの狂気は、他を圧倒している。

映画の序盤、ニューヨークのレストランでのシーン。

ヤクザがサトウに対し「相変わらずヒヨっこだな!」と言ったのに対しサトウが一つため息をして 「あーーっ?」っと振り向いた時の目!!

観ている方にも ものすごい恐怖と戦慄を感じさせる。あんな目をできる俳優が他にいるのだろうか?

この映画 日本人が観たら 色々釈然としないところもあるが、そんな事より映像の素晴らしさ 優作の演技などなど 違和感を超越してる作品だと思う。

優作最後の出演作品。優作ファンならしっかり観とかなくちゃいけない作品だと思う。

まだまだ 長くなりそうなので つづきはまた後日に。

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